角質培養

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「オニババ化する女たち」三砂ちづる★身体知としての月経血コントロール

   

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2004年に初版が出た当初、その人の心をガサガサさせるようなセンセーショナルなタイトルがあまり好きではなく、話題になったもののスルーしていた本書。

聖天薬局の綾子さんに「月経血コントロール」の件でご紹介頂き、早速ポチってみました。

「月経血コントロール」で生理の不快感から開放された★お手洗いで出し身体の軸を保つだけ

onibaba

女性は子供を産み、次の世代を継いでいく力を持った存在で、生物としてはそれを目的に生まれてきているわけですから、その力を使わずにいると、多くのエネルギーが行き場を失ってしまうことでしょう。

セックスしない、子供を産まないから、エネルギーが行き場を失い、結果女はオニババになる・・・的部分のみ見聞きするとそりゃぁ、批判が出るだろうし、昔は良かった、今はダメ、的論調も多くて・・・。

確かに偏った本だと思うのですが、身体より脳が優位だとするこの時代に、女性の身体性について忘れていたことを思い出させてくれる、という意味で、とても学ぶところがあると思いました。

「良いお産」に取り憑かれているという説や「子育てにエロスが足りない」とか、出産・育児の経験はありませんが、興味深かったです。

で、失われた身体性の一つとして「月経血コントロール」が取り上げられていました。

 

きものと正座の生活様式が月経血コントロールには必要?

 

「第2章 月経を「やり過ごして」よいのか」

尿漏れが若い世代でも増えて来たという現象から、骨盤の底にある筋肉「骨盤底筋」がたるんで来ているのではないか?という疑問の提示から、過去を遡ります。

昔は綿花を丸めて詰めていた

90代の女性は、生理の時にくるくると丸めた綿花を詰めていたそう。タンポンのように、装着感のない奥の方に入れるのではなく、敢えて装着感のある浅めに詰めていたと。

いやいや、そんな丸めた綿花じゃすぐ漏れちゃうでしょ?と思うのですが、

・お手洗いで月経を出す
・綿花を詰めた部分に意識を集めて良い姿勢を保った

綿花を落とさないように意識をして歩くことは、日本舞踊の歩き方と同じだそうで、身体を引き上げ、締めることができ、姿勢が良くなり、身体のセンターができ、骨盤の底の筋肉が鍛えられて漏れなかったと。

ちなみに、当時は女性は着物の下にパンツを穿かない時代で〜詰めたものがときおり、道に落ちていたらしく、「そういえば、梅干しのようなものが道に落ちているのを、何だろうと思って見ていました」〜という記述にはびっくりしました。

なぜ伝わらなくなったのか〜身体知〜

それは「言語化する必要のない身体知」が伝承されなくなったからだと著者は推測します。

「きもの」と「正座」は、からだをゆるめて骨盤底を引き上げ、身体の中心軸を作るような日常的トレーニングだったが、その生活様式が失われたことで、月経血コントロールに必要な「身体知」を失ってしまったと。

それは「自らの身体をより良く使う所作」そして「良い姿勢」普段の生活の中でマスターしていたということ。

よく「骨盤が立っていないから姿勢が悪くなる」と聞くけれど、正に、昔の女性は骨盤が立って姿勢も良く、そして、月経コントロールも自然に出来ていたのかもしれません。

女性の身体の豊かさを示す出来事を、毎月鬱陶しいものとして過ごすよりは、もしくは無かったことにして垂れ流しにしてやり過ごすよりは、ちょっとだけでも気をつけることで、意識が変わってきます。それは人生への姿勢をも変えるような肯定的な出来事、ともいえるのです。

ナプキンで生活することが「無かったことにして垂れ流しにしてやり過ごす」とは言えるのかな・・・と、ちょっと戸惑ってしまいますが、少なくとも「骨盤底筋」を鍛えて、姿勢を正しておいても損はなさそう。美人に見えそうだし(笑)

正座&着物生活には戻れませんが、今後は「骨盤底筋」の訓練をしてみたいと思います。

 - 月経血コントロール