角質培養を始めると、すっぴんでいたくなりますよね。。
いろんな成分が気になり始めたりして、化粧品を付けるのがイヤになったり。
化粧品の中に肌が反応する刺激物質が入っていたとすれば、
化粧品を付けなくなることで肌質が改善することもありますし、
クレンジングしなくて良くなるので、不要な刺激が減って良い場合もありますが、
必ずしも肌にとって大変歓迎すべきことだとは言い切れないんですよ。。。
なぜなら、紫外線に対して無防備になり過ぎてしまい、
化粧品やクレンジングが与える刺激以上に、
紫外線が肌を刺激してしまうことがあるからです。
肌の老化を進める「酸化」の主な原因は紫外線です。
「私ほとんど家からでないし、スーパーには帽子をかぶって行くし。」
「日陰を忍者のように歩いて駅までいくし。」
「ゴールデンウィークから日焼け止め塗ってます!キリッ」
はい、そこのあなた、ちゃんとこの記事読んでくださいね。
紫外線対策の「TPO」を考えましょう♪
■ 紫外線はいつ対策すべきか
なんとなく、真夏は紫外線対策しなきゃっていう気になるけれど。。
・春は特に要注意/冬だって紫外線は降り注いでいる
日差しの強くなってくる、ゴールデンウィーク位から紫外線を意識してます!
という方、多いんじゃないでしょうか?いや、梅雨明け位?
ダメです。紫外線は4月からぐんと増加して来ますのでそれでは遅いんです。
気象庁:紫外線に関する基礎知識より(以下グラフすべて同じ)
http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/uvhp/3-45uvindex_mini.html
冬だってその量が少ないにしろ、太陽光がある限り、
紫外線も降って来ているんです。
真冬も日傘をさしていたらそれはKYですが、
すっぴんで外に出て太陽光を浴びるとかいうのは止めましょう。
・一日で特に対策すべき時間帯
これは皆さまの想像通りで、早朝と夕方は量が少なく、昼間は多い。
10時から14時が最も注意すべき時間帯ですね。
お買い物に行く時間も、午前中か夕方にすればいいのですが、
特売品の在庫と混雑を考えると、断然午前中ですが、帰りがヤバイ。
夕方のタイムセールを狙いましょう。
・曇りだから大丈夫??
紫外線は雲を通過し、晴れの日の約60%の強さで地上に降り注ぎます。
全く侮れません、はい、曇りでも紫外線対策、これ常識。
・日陰だから大丈夫?
紫外線には、まっすぐ地表まで届く直射光と、
空中で四方八方に広がってから届く錯乱光があります。(正午は6割が錯乱光)
また、地表から跳ね返る反射光も侮れません。(約10%)
紫外線は上から降って来るだけではありません。
日陰でも傘を差していても、肌への直接の紫外線対策(日焼け止め
)は必要です。
■ 紫外線はどこで対策すべきか
・一日中家の中にいるからすっぴんです?
真皮のコラーゲンにもケンカをしかける紫外線A波はガラス、を通過します。
窓際のソファーで猫と日向ぼっこしてたら、確実に紫外線にヤラれます。
そして、本当に一日中家の中にいますか?
郵便物を取りに行く、洗濯物を干す・取り込む、布団を干す、コンビニに行く、
紫外線の害は「貯金」のようなもので、少しずつでも貯めこめば、
確実にそのダメージは積もって行き、あなたの肌を老化させます。
ちょっとした一瞬も×10回で一瞬ではなくなります。
毎回帽子をかぶったり、お面をかぶったり(かぶりません)すればいいのですが、
ぜーーーーったいに「あっ、忘れてた。」が発生しますからw、
是非パウダーだけでも軽くはたいておきましょう。
・電車/乗り物の中だし
はい、こちらも同じこと。
*UVカットガラスはどこまで信じていいのか
車のフロントガラスは99%紫外線遮断を使っている場合が多いそう。
自分の乗る車や電車のガラスに貼ってある表示をみてみましょう。
その場合は99%以上遮断されるわけですから、信じてよいようです。
しかし、車の横のガラスは意外と遮断率の悪いものがあるそうです。
フロントガラスがOKでも、横からの日差しにやられているパターンがあり、
侮れないようですので、ご注意くださいませ!
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と、散々紫外線は怖いと脅して参りましたが、
ではどうしたら「角質培養的に正しく」紫外線対策ができますか、というお話を。
ま、今冬になっちゃったので、あったかくなって来てからにしましょうかね。