皆さま「月経血コントロール」って聞いたことありますか?
櫻田はいつもなちゅRe:でお世話になっている、聖天薬局の綾子さんから伺って、始めてこの言葉を知りました。
今日は女性限定の記事となりますが、この「月経血コントロール」をご紹介させて下さい。
#もちろん個人差はありますよ〜。
このサイトでご紹介している「布ナプキン」と合わせて、櫻田は快適な生理期間を過ごせるようになりました。
月経血コントロールって何?
月経血を意識的にお手洗いで出すよう、排出をコントロールすることです。ナプキンが殆ど汚れなくなります。
通常、尿はお手洗いで出しますよね。それと同じことです。
櫻田は、いつ頃からか忘れましたが、ナプキンがあまり汚れなくなって、月経血がお手洗いで出ることが多くなり、これは老化現象の一つなのかと思っていました。
まずは簡単にメリット、デメリットをまとめてみました。
月経血コントロールによるメッリト
・月経血のついたナプキンによる、蒸れや不快感とさよならできる
・漏れる心配が殆どなくなる
・生理期間が短くなる
・生理期間中も布ナプキンで快適に過ごせる
・ナプキン代が節約できる
もちろん個人差はありますよ。
月経血コントロールによるデメリット
何か臨床試験を行った訳ではないですし、何か体にデメリットがあるのかもしれませんが、綾子さんと櫻田は特に感じておらず、これくらいしか考えられませんでした。
・生理2日目はお手洗いに頻繁に行くようになる
・月経血が短期間で排出されるようになるので、貧血気味になりやすい
・お手洗いで出した月経血を流す時、一度では流れないので注意が必要
さて、今回は「月経血コントロール」を教えて下さった綾子さんに、その出会いから、ナプキンなんていらないかも?という境地に立つまでの経緯をお話し頂きました。
オニババ化するの著者「三砂ちずる先生」の講演でその存在を知る
三砂ちずる先生の講演会があったんです、3年ちょっと前だったかな。
月経血コントロールがテーマではなかったのですが、その講演の中で月経血コントロールについて「やったらいいんじゃない?」程度でしたがお話しされて、その時初めて知りました。
お手洗いで出す訓練を始めたら、手応えを感じた
よく分からないけれど、お金も準備もいらないし、とりあえずやってみようと、次の生理からチャレンジしてみました。
先生は「お手洗いに行ってマメに出しなさい」と仰っていたので、最初は1時間おきくらいに行って、とにかく出し切るようにしてみました。
お手洗いでお腹に力を入れたり、体勢をいろいろ変えてみたりしました(綾子さん、椅子の上で上半身を前後運動させ、2人で爆笑する)
最初から「頑張ったら出るかも」という感覚がありました。普通の尿と同じような感じで出るんです。
腹圧をどうかけたらいいか、前にかがめばいいのか、左右にゆれたらいいのか、段々コツを掴んで行きました。(やはり上半身を動かし、そして笑ってしまう)
出し切る感覚がつかめれば、2日目の多い時でも、出し切った後1時間くらいは持つようになります。
多い日1.5日くらいは、1,2時間に一度お手洗いに行きますが、それ以降は平常運転です。
半年でコントロールを実感し、一度挫折した布ナプに切り替えました
最初は普通の紙ナプキンを当てながらやっていましたが、だんだん汚れにくくなって行きました。
実は、布ナプを挫折した過去があるのですが、月経血コントロールを始めて半年くらい経った時、こんなに汚れないなら布ナプOKじゃないと思って、布ナプに切り替えました。
#これは櫻田がずーっと使っている布ナプキンです。
そうしたらより生理期間が快適になって、さらにコントロールも上達して行きましたね。
もう布ナプキンすらいらないかも?
月経血コントロールを始めたら、月経の期間が短くなったんです。
私は以前はまとまった出血が3日以上あったのが、1.5日くらいになりました。出し切っているせいかもしれません。
ダーっと出て、終るので、1日半くらいなんですよ。これは人によると思うんですが。
本当に失敗しなくなったので、もう、布ナプすらいらないんじゃないかと思っています。例えばですが、汚れの目立たない濃い色の下着をつけて、汚れが目立たない洋服を着ていればいいと思います。殆どナプキンを汚すことはないので。
綾子さんは武道とかヨガとか運動とか、得意だったりするんですか?

いえいえ、実際私は学生の頃、ものすごく運動音痴だったんですよ!体育の時、周囲に大変迷惑をかけていたくらいで。。。
武道の達人でもなんでもありません。(むしろへっぽこ)
そんな私でもできたのだから、難しいことではないと思うんです。
「あっ!」
あるあるっ(笑) 月経血が降りて来る時に、感覚がありますよね。
あるあるあるっ(笑) 夫には言えないし、何をそんなに挙動不審にお手洗いに突っ込んでいくの?って(笑)
できるだけナプキンに血が付く「事故」を防ぎたい。ナプキンが汚れなければ生理じゃないみたいに快適ですからね。
コツは「栓をする」ことじゃないと思います〜身体のセンターライン〜
もちろん力が入っていることに越した事はないのですが、「栓をする」「フタをする」という発想ではないと思うんですね。
「あっ!」ってなる時って「身体のセンターラインが歪む時」だと思うんです。
・お手洗いでマメに出していること
・骨盤がしっかりと立っていること
この2つがポイントですね。
フタをする(お尻をキュッと締める)イメージも大切だとは思うのですが、それだけでは漏れてしまう気がします。
ちょっとした動作の切り替えも、センターラインを意識していれば、事故は防ぐことができて、ずーっと快適です。
昔の人は無意識に「月経コントロール」していた?
昔の人は無意識にやっていたんじゃないかなって思うんです。諸説ありますが、脱脂綿を挟んでいたそうなんですが、ある程度は出すようにしていたと思います。
昔の人って正座やあぐらで、骨盤が立って真っすぐだったんです。今は、へっぴり腰になったりして、骨盤が立っていない。すなわち、漏れやすい姿勢、センターが出てないと思うんです。
デメリットってあるんでしょうか?
人によると思いますが、出血の期間が短くなったので、その分一気に出るので、貧血っぽくなりやすくなりました。もともと貧血体質というのもあると思うんですが。
また、上手に出せるようになるとかなりの量を出し切ることができるので、お手洗いで1回流したくらいじゃ、底に血が残ってしまうんです。気をつけないといけない。
それくらいがデメリットかな?
普通に考えるとメリットだらけだと思います。
不快感なくなりますし、短くなりますしね!
月経血コントロールは「やるべきこと」ではない
個人的にはすごくお勧めですが、これが正しいのでも、やるべきことでもないんです。
それで良いと思うんです。「ナプキン等を使うしかないんだ」というより「色んな生理の過ごし方があるけど、私はこのやり方が好きだからこうしてるの」の方が豊かだ、という意味で。
だから、押しつけはしないけど、知らない人にはぜひ知ってほしいなと思っています。
綾子さん、リアルで貴重なお話をありがとうございました!
月経血コントロールのやり方
綾子さんから伺った導入のコツは・・・
1)一時間に一回くらい、マメにトイレに行って出す
2)腰を立てる感じの、体幹がまっすぐな姿勢をキープする
(体をひねった時に「あっ」となりやすい)
「月経血を意識的に排出する」感覚と習慣、「月経血が出て来にくい姿勢」を掴むことが導入のポイントですね。
自然と姿勢も良くなり、一石二鳥かも♪
月経血コントロールの本も出ていますので読んでみようと思います。早速ポチりました。
今回綾子さんとお話して「姿勢こそが大切」ということを学んだので、コントロールが上達しそう!
さらにこの本から学んで実践した内容も合わせて、経過や櫻田が感じたことを改めて記事にしたいと思っています。